金管楽器は、バルブ(ピストン・ロータリー)スライドによって、管の長さを変えて音程をコントロールする構造です。動きが鈍かったり引っかかりがあると、思った通りに演奏できません。
◇これまでの事例◇
ピストンバルブの修理
2016-07-14
トランペットやユーホニウム、チューバ等に使われている、上下運動で音程を変える仕組みです。
注油・お掃除を怠ると、引っかかり現象、固着といった演奏に影響のある故障が発生します。
ロータリーバルブの調整
2016-06-17
フレンチホルン、トロンボーン(テナーバス・バス)、ロータリーチューバ、ロータリートランペット等は回転式のバルブ(ロータリーバルブ)を使って音程を変えます。
注油・お掃除を怠ると回転が鈍くなり、やがては固着します。
分解してサビ・汚れを落とし、バルブとバルブケーシングをラップ(摺り合わせ)します。